競合キーワードの調べ方(無料と有料)
競合が上位表示しているキーワード、実際にトラフィックを生んでいるもの、自社に足りないものの調べ方。無料の方法から、より速い方法まで紹介します。
著者: Denis Veisllari
競合のキーワードを調べるには、Googleの順位を追跡しているツールに競合のドメインを入力し、推定トラフィック順にキーワードを並べ替えます。そのリストを自社の順位と比べれば、競合が上位にいて自社がいないキーワードが見つかります。ツールなしでも、サイト構成を読んだりGoogleで競合のページを検索したりすればある程度はわかりますが、検索ボリュームや掲載順位は見えません。
このガイドは、競合がすでに上位を取っているものから学ぶ方法についてです。自社のトピックから始める場合は、キーワード調査のやり方をご覧ください。
ステップ1:適切な競合を選ぶ
検索上の競合とは、自社のキーワードで上位にいるサイトのことで、必ずしもビジネス上のライバルとは限りません。重要なキーワード5つをシークレットウィンドウで検索し、繰り返し出てくるドメインを記録します。5つすべてで上位にいるブログやディレクトリは、何も販売していなくても検索上の競合です。
2〜3社を選びましょう。それ以上は、何も手を打たないうちからノイズが増えるだけです。
ステップ2:何で上位にいるかを確認する
無料、ツールなし:
- メインナビゲーション、カテゴリページ、ブログ一覧を読みます。ページタイトルや見出しから、狙っているキーワードがわかります。
sitemap.xml(通常は/sitemap.xmlにあるか、/robots.txtに記載されています)を開くと、URLの一覧が手に入ります。URLのスラッグには狙っているキーワードが含まれていることがよくあります。- Googleで
site:competitor.com topicと検索し、あるトピックでGoogleが競合のどのページを返すかを確認します。
これでわかるのは狙っているものであり、実際に上位にいるものや訪問を生んでいるものではありません。
無料、データあり: 無料の競合キーワードファインダーを使うと、あるドメインに最も多くのGoogle推定トラフィックをもたらしている20のキーワードを、検索ボリューム、難易度、掲載順位、上位ページ付きで確認できます。アカウントは不要で、無料ツール全体で1日1回、無料で検索できます。
ステップ3:ギャップを見つける
ギャップとは、競合が上位にいて自社がいないキーワードの集まりです。無料のSEO競合分析ツールは、競合のドメインと自社のドメインを受け取り、そうしたキーワードを最大20件、競合の上位ページやトラフィック比較とあわせて一覧にします。1回あたり20キーワードが上限なので、サンプルとして扱ってください。
ギャップのキーワードごとに、次の点を確認します。
| キーワード | 競合の順位 | 競合の上位URL | 検索意図 | 自社にページはあるか | 対応 |
|---|
対応はたいてい次の3つのいずれかです。新しいページを書く、2ページ目にいる既存ページを改善する、自社の提供内容に合わないので無視する。
ステップ4:競合の上位ページを研究する
キーワードはページ単位でまとまります。競合のページを推定トラフィック順に並べ、上位5ページを開きます。形式(ガイド、ツール、比較、カテゴリページ)、内容の深さ、更新の新しさを記録しましょう。競合の最も強いページは、そのトピックでGoogleが何を評価しているかを教えてくれます。これはキーワードリストだけではわかりません。
ステップ5:勝負できるかを確認する
書き始める前に、競合の上位ページを支える被リンクを確認します。数百のサイトからリンクされているページは、コンテンツだけで上回るのは困難です。この手順は被リンクの調べ方のガイドで解説しています。
zaDojoで行う場合
無料ツールは20キーワードまでです。zaDojoなら、プロジェクトの中で完全なリストを確認できます。
- Domains を開き、Overview で競合のドメイン(または /blog フォルダだけ)を入力して国を選びます。
- Keywords タブをトラフィック順に並べ替え、訪問をもたらしているキーワードを、掲載順位、検索ボリューム、CPC、難易度、上位URL付きで確認します。
- Pages に切り替えると、最も多くのトラフィックを得ているURLがわかります。
- 狙う価値のあるキーワードをプロジェクトに保存するか、表をエクスポートするか、同じドメインを Backlinks で開きます。
ドメインの調査は約0.10ユーロです。保存とエクスポートにはクレジットを使いません。プランは月額10ユーロで10ユーロ分の利用料が含まれ、新規アカウントにはカード登録なしで0.10ユーロ分のお試しクレジットが付きます。詳しくはドメイン概要の機能ページをご覧ください。
zaDojoのMCPサーバーでAIエージェントを接続すれば、作業全体を任せられます。たとえば「ドイツでrival.comのトラフィック上位20キーワードを取得し、mysite.deが上位20位に入っていないものに印を付けて、gapタグを付けて保存して」と頼めます。Competitor Analysisスキルは1社の競合を深く分析し、Competitive Landscapeスキルは市場全体を俯瞰します。
知っておきたい制限
- トラフィックの数値は、順位と検索ボリュームからモデル化したものです。サイト同士の比較には有効ですが、競合自身のアナリティクスとは一致しません。
- データは国ごとです。複数の市場で販売しているサイトは、市場ごとに調査が必要です。
- 小規模な競合や新しい競合は、データがほとんど表示されないことがあります。インデックスの対象は、測定できる検索ボリュームがあるキーワードだからです。
- 競合のキーワードリストをそのまま真似ても、手に入るのは競合の戦略であって自社の戦略ではありません。顧客が実際に検索しそうなキーワードだけを残しましょう。
よくある質問
競合のGoogle Search Consoleのデータは見られますか? いいえ。Search Consoleで見られるのは、自分で所有権を確認したサイトのデータだけです。第三者ツールはすべて、独自の順位データから競合のキーワードを推定しています。
知らない競合はどうやって見つけますか? 主要なキーワードを検索し、繰り返し上位に出るドメインを書き出します。zaDojoでは、エージェントが複数のキーワードに対して find_serp_competitors を実行し、これを一度に行えます。
競合と同じキーワードを狙うべきですか? 自社の提供内容に合い、より良いページを作れるものだけにしましょう。ギャップは候補のリストであって、やることリストではありません。