キーワード調査のやり方:6ステップの手法
シードの一覧から書くべきページの候補までを絞り込むキーワード調査の方法。まずGoogleの無料ツール、次に有料ツールを使い、実際の費用も紹介します。
著者: Denis Veisllari
キーワード調査では、顧客が使いそうな言葉を書き出し、実際の検索語の長い一覧に広げ、それぞれの月間ボリューム、難易度、検索意図を確認し、残ったものをテーマ別にまとめて、ページごとに1つのキーワードを選びます。目標は書く価値のあるページの短い一覧であり、2,000個のアイデアを並べたスプレッドシートではありません。
このガイドでは、Googleの無料ツールで使える手法を紹介し、そのあと同じ手順をzaDojoでより速く行う方法を示します。ライバルがすでに上位にいるキーワードを知りたい場合は、競合キーワードの見つけ方をお読みください。
ステップ1:シードキーワードを5〜10個書く
シードとは、販売しているものや説明しているものを表す平易な言葉です。次から集めます。
- 製品名やサービス名。社内の呼び方ではなく、顧客が使う言葉で書きます。
- 商談、サポートへの問い合わせ、レビューで出た質問。
- Google Search Consoleですでにクリックをもたらしている検索語(検索パフォーマンスのレポート、「クエリ」タブ)。無料で、自社サイトの実データです。
シードは短くします。「犬 トリミング」「請求書 テンプレート」「フリーランス 経理」などです。
ステップ2:シードを実際の検索語に広げる
アイデアを増やす無料の方法です。
- Googleのオートコンプリート: シードを入力して候補をメモします。シードのあとに1文字足す(「犬 トリミング あ」「犬 トリミング か」)と、さらに候補が出ます。
- 「他の人はこちらも質問」と「関連する検索」: どちらもGoogleの検索結果ページにあり、テーマの周辺にある質問が分かります。
- Googleキーワードプランナー: Google広告のアカウント内で無料で使えます。関連語を提案し、広告を出していなければボリュームを幅で表示します。
- 無料のキーワードジェネレーター: テーマを入力すると、ボリュームと難易度スコア付きでGoogleの検索語を最大20個返します。アカウントは不要です。無料ツール全体で1日1回まで無料で検索できます。
ステップ3:ボリューム、難易度、検索意図を確認する
各アイデアについて、3つの数値またはラベルを記録します。
| キーワード | 月間ボリューム | 難易度(0〜100) | 検索意図 | メモ |
|---|
- ボリューム は1か国での月間検索数の推定値です。トラフィックの予測ではなく、アイデア同士を比べるために使います。
- 難易度 は1ページ目に入る難しさの推定値です。新しいサイトや小さなサイトなら、スコアの低いものから始めましょう。
- 検索意図 は検索者が求めていることです。知りたい(情報収集型)、比べたい(商業調査型)、買いたい(取引型)、特定のサイトに行きたい(案内型)があります。
ステップ4:実際の検索結果を見る
プライベートウィンドウでキーワードを検索し、上位10件を読みます。次を自問します。
- 上位にいるのはどんなページか。ガイド、商品ページ、ツール、リスト記事、動画か。
- 小さなサイトも入っているか、大手ブランドだけか。
- AI Overviewやマップのパックが結果を押し下げていないか。
結果がすべて商品ページなのにブログ記事を予定していたなら、そのページにとってそのキーワードは不適切です。このチェックは難易度スコアより重要です。
ステップ5:キーワードをページ単位にまとめる
上位の結果がほぼ同じになるキーワードは、1つのページにまとめます。各グループで最も強いキーワードを主にし、ほかの表現は副キーワードとしてメモします。1グループにつき1ページにすれば、自社の2つのページが同じ検索で競合するのを防げます。
ステップ6:選んで優先順位を付ける
各グループを3つの観点で評価します。検索者は自社が提供するものを必要としているか、現実的に1ページ目に届くか、意味のある程度のボリュームがあるか。ボリュームが小さくても、3つすべてを満たすページから始めましょう。購入意図のある月90回の検索語のほうが、定義を知りたいだけの月5,000回の検索語に勝つことはよくあります。
zaDojoで行う
無料の手法でも使えますが、数字を手作業で写す必要があり、キーワードプランナーは正確なボリュームを隠すので時間がかかります。zaDojoでは次のようにします。
- プロジェクトを開き、Keywords の Research に進みます。
- シードを最大5個入力し、国と言語を選びます。1回の検索で、ボリューム、難易度、CPC、検索意図、月別の推移付きで150、300、500個のアイデアが返ります。
- 検索意図で絞り込み、語句を含める・除外する設定をし、ボリュームや難易度で並べ替えます。
- どのキーワードも開けば、数値の横に現在のGoogleの検索結果が表示されます。
- 狙うキーワードをプロジェクトに保存し、ページ別にタグを付けるか、CSVまたはGoogleスプレッドシートにエクスポートします。
調査1回の費用は約0.07ユーロです。保存、タグ付け、エクスポートにクレジットはかかりません。プランは月額10ユーロで10ユーロ分の利用料が含まれ、すべてをキーワード調査に使えば約140回分です。新規アカウントにはカード登録なしで0.10ユーロ分の無料クレジットが付き、1回分の検索ができます。
Claude、ChatGPT、Cursor、Codexで作業しているなら、zaDojoのMCPサーバーを接続して、たとえば次のように頼みます。「英国のフリーランス向け経理のキーワードを調べて。検索数50以上、難易度30未満のアイデアを残し、上位10個を保存して。」Keyword Researchスキルはエージェントに検証済みの手順を与え、Keyword Clusteringがステップ5を担当します。ツールそのものについてはキーワード調査機能のページをご覧ください。
知っておくべき限界
- どのツールのボリュームもモデルによる推定値で、ツールごとに食い違います。実際のクリック数が分かるのはSearch Consoleだけで、それも自社サイトに限られます。
- ごく新しい検索語やニッチな検索語は、実際に検索されていてもボリュームがゼロと表示されることがよくあります。ツールがゼロと言うだけで、顧客が使うキーワードを捨てないでください。
- 難易度は今日の1ページ目を表すものです。自社ページの関連性は考慮されていません。
よくある質問
1ページで何個のキーワードを狙うべきですか? メインキーワード1つと、その近い言い換えと周辺の質問です。2つのキーワードで検索結果に別々のページが必要なら、自社サイトでも別々のページが必要です。
キーワード調査は無料でできますか? はい。Search Console、オートコンプリート、「他の人はこちらも質問」、キーワードプランナーで上記の手法をカバーできます。有料ツールは時間を節約し、正確なボリュームと難易度を示してくれます。
キーワード調査はどのくらいの頻度でやり直すべきですか? 主要なテーマは年に数回、そしてサイトに新しいセクションを作るときに確認しましょう。Search Consoleでは、新しいクエリが出始めるとすぐに表示されます。
次のステップ:競合のキーワードを見つけて穴を埋め、被リンクを調べて競り合うページがどれだけのリンクの強さを持っているか確認しましょう。