ShopifyのSEOアプリ:必要なものと不要なもの

ほとんどのShopifyストアに必要なSEOアプリは多くても2〜3個です。種類ごとの役割、入れる価値があるとき、ストア外で使うツールを解説します。

著者: Denis Veisllari

ほとんどのShopifyストアに必要なSEOアプリは多くても2〜3個で、1つも要らないストアもたくさんあります。Shopifyはすでにサイトマップ、canonicalタグ、robots.txt を書き出しており、最新のテーマは基本的な商品の構造化データを出力します。アプリを入れる価値があるのは、2,000枚の画像のaltテキストを書くように、本来なら手作業で何百回も繰り返す作業をこなすときです。スコアを見せてもらうために入れる価値はありません。

このガイドでは、ShopifyのSEOアプリを役割別に整理し、各種類が役に立つ場面と、調査や監査のためにストアの外で使うツールを説明します。ShopifyのSEOガイドの一部です。

インストールする前に

ストアの表側に関わるアプリは、どれもテーマにスクリプトを追加する可能性があります。それは表示速度を犠牲にし、表示速度はShopifyストアが失敗しうる数少ない技術的な要素の1つです。まず3つのことを自問しましょう。

  • 繰り返しの作業か? 商品タイトル10件の修正は、管理画面で10分の作業です。3,000件ならアプリの出番です。
  • テーマがすでにやっていないか? お金を払う前に、構造化データとパンくずリストを確認します。
  • アンインストールしたらどうなるか? テーマにコードを残すアプリもあります。あとで削除できるよう、アプリが何を追加したかをメモしておきます。

検討する価値のあるアプリの種類

画像圧縮とaltテキスト

カタログが大きい場合や、カメラから写真を直接アップロードする場合に便利です。これらのアプリは画像を圧縮し、欠けているaltテキストを商品名とバリエーションから埋められます。

  • 商品が何百もある場合や、画像が数百キロバイトを超える場合は価値があります。
  • ShopifyのCDNはすでに画像をリサイズし、対応するブラウザにはWebPのような新しい形式で配信しているので、効果は主に元のファイルサイズとaltテキストです。
  • 生成されたaltテキストは確認しましょう。違うマグの画像40枚すべてに「青いマグ」では、誰の役にも立ちません。

タイトルとメタディスクリプションの一括編集

Shopifyの管理画面では1商品ずつしか編集できません。一括編集ツール(またはShopify自体のCSVエクスポートとインポート)を使えば、カタログ全体のタイトルとメタディスクリプションをスプレッドシートで書き直せます。何を書くかはShopifyのメタディスクリプションのガイドをご覧ください。

構造化データ

テーマのマークアップが欠けているか間違っている場合にだけ価値があります。まず商品URLをGoogleのリッチリザルトテストに貼り付けます。価格と在庫状況を含む有効なProductの結果が出れば、そのためのアプリは不要です。

インストールする場合は、各ページのProductブロックが2つではなく1つになるよう、テーマ側のものを削除します。

レビュー

レビューアプリはSEO用として売られてはいませんが、どのSEOアプリよりも重要なことがよくあります。レビューは商品ページに固有のテキストを加え、検索結果に表示される星評価の通常の出どころです。ページの読み込み完了後に表示するものではなく、ページのHTMLにレビューを出力してマークアップするものを選びましょう。

リダイレクト管理

ほとんどのストアは、Shopify標準のURLリダイレクトとCSVインポートで足ります。リダイレクトアプリが役立つのは、別のプラットフォームから何千ものURLを移行する場合や、404を自動で見つけたい場合です。標準の方法はShopifyのリダイレクトのガイドで扱っています。

不要なアプリの種類

  • 「SEOスコア」アプリ。 タイトルの長さとメタディスクリプションの有無を確認するだけです。スプレッドシートにエクスポートすれば同じことが分かり、スコア自体は順位に影響しません。
  • スクリプトを追加する高速化アプリ。 ストアを速くするためにJavaScriptを挿入するアプリは、自分自身と戦っています。速度はコードを削ることで生まれます。Shopifyの表示速度最適化をご覧ください。
  • AMPアプリ。 GoogleはもはやどのSEO機能にもAMPを必須としておらず、AMPページはすべての商品について管理すべき2つ目のバージョンを増やします。
  • canonicalタグを書き換えるアプリ。 Shopifyのcanonicalは初期設定で正しく設定されています。ページに2つ目のcanonicalタグを追加することは、ストアがそれを壊すよくある原因です。

ストアの外で使うツール

アプリはShopifyの中にあり、ストアを変更します。調査と監査はその外で、Googleと同じようにストアを見るツールで行います。

  • Google Search Console は無料で、どの検索で表示されているか、どのページがインデックスされ、どのページにエラーがあるかが分かります。サイトマップもここで送信します。
  • キーワード調査と監査のためのSEOツール は、購入者が何を検索し、どの競合が上位にいて、ストア全体で何が壊れているかを見つけます。

zaDojoは後者を担います。キーワード調査、競合と被リンクの調査、サイト監査を行い、Webアプリから、またはzaDojoのMCPサーバー経由でClaudeやChatGPTのようなAIエージェントから使えます。Shopifyストアの監査はShopifyのクローラーアクセス署名に対応しているので、クロールの途中でレート制限を受けません。設定方法はShopifyのメインガイドをご覧ください。zaDojoは月額10ユーロで10ユーロ分の利用料が含まれます。

よくある質問

ShopifyにSEOアプリは必要ですか? いいえ。Shopifyと最新のテーマで技術的な基本はカバーできます。特定の繰り返し作業のためにアプリを入れましょう。

Shopifyに最適なSEOアプリはどれですか? 実際に抱えている作業をこなしてくれるものです。ほとんどのストアではレビューアプリ、カタログが大きければ画像や一括編集のアプリです。それだけで順位を上げてくれる単一のアプリはありません。

SEOアプリでShopifyは遅くなりますか? 管理画面だけで動くアプリなら遅くなりません。ストアの表側にスクリプトやウィジェットを追加するアプリは遅くする可能性があります。インストールの前後で商品ページをテストしましょう。